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テレビ制作Ⅲ「ショートドラマ制作」 令和7年度 後期・授業リポート

『唖然の羊、カラスになって。』

■脚本/演出:大塚永士
 (令和7年度放送学科2年/テレビ制作)
 このドラマを制作するにあたり、『現役、そして未来の放送学科生にメッセージとして残るものを作りたい』という思いで企画しました。今の放送業界について言及したもので、この作品を見た皆様の心に少しでも動くものがあればいいなと思っています。
 今回制作中に一番困ったことは、企画会議の段階からどうするか検討していた楽曲制作です。ミュージシャンをメインキャラクターにするにあたって有耶無耶にできないポイントですし、物語を通してもかなり重要なキーワードになっています。試行錯誤の上、ED曲にもなっている『あなた』という曲は、作詞を私が担当し、作曲を放送学科の友人に頼み完成したものです。裕太郎役の黒野さんには、短い期間で歌とギターを覚えてもらい、本当に負担をかけてしまったなと反省しています。
 私自身ギターや歌の良し悪しがイマイチわからなかったので、音楽に携わっているスタッフのOKが出るまで、15テイクほど録り直しての撮影でした。結果的にかなりいいものが録れたので、黒野さん含めスタッフのみんなには非常に感謝しています。軽くネタバレになるのですが、『あなた』という言葉には裕太郎の母、そしてゆりなに対するメッセージが含まれています。拙い歌詞ですが、ぜひ注目して聞いてみてください。
 もう一つ力を入れたことは、絵コンテ制作です。今回、ほぼ全てのカットで絵コンテを描いていました。本来カット割だけですすめるものだと思いますが、自分の頭の中のイメージを伝えるのがとても難しく、またカメラマンも本来技術を専攻している人ではないので、うまく共有できるか不安だったのが理由です。絵コンテが追いつかず、当日の撮影前に助監督と話し合って口頭で決める日もありました。なるべく多くの日数を会議の時間に回したつもりですが、それでも追いつかない部分があったので、これからタイムスケジュールなどもしっかり勉強していきたいと思います。
 書ききれていないですが、先述した以外にも大変なことが色々あった制作でした。しかし先述したように、放送業界に携わる人々の心を少しでも動かせるような作品を作れたと自負しています。この制作に協力してくれた皆様に、心からの感謝を申し上げたいです。




撮影前、役者に演技について指示を出す演出。


女性の部屋のシーン。撮影に臨む女性カメラマン


男性の部屋で、取材を受けるシーンの撮影風景


男性の部屋のシーン。撮影に臨む学生スタッフたち


男性の部屋でのシーン。横になる女性の目線の高さに合わせて撮影に臨む


男性の部屋のシーン。クレジットを入れてから本番スタート